50歳男性、成長期の関節痛がひどく、宗教家に除霊をしてもらった。

私は社会福祉施設に勤める50代男性です。

私が中学1年生の頃、成長期にありがちな関節の痛みに耐えている時期でした。整形外科医によると、このような痛みは一時的なもので、ある程度時間が経つと自然に治まるものと説明を受けたのですが、半年以上経っても痛みが消えず、部活動、体育にも満足に参加出来ない日々が続きました。

そんな状態のときに、不幸が重なるかのように自転車の前輪スポークに足が引っかかり、勢いで回転して転ぶという単身事故に遭遇しました。手首を強く捻りましたが、不幸中の幸い、骨折には至りませんでしたが、相当腫れたし、一晩中激痛に襲われたのをよく覚えています。

心配する母は、母の兄、すなわち私の伯父が某宗教団体の地域長を務めており、その口伝てで、上層部の方と対話することになりました。私自身には霊感などありませんので、正直、胡散臭いなという気持ちでいたのですが、「霊が憑いている」「お祓いが必要」と勝手に判断され、除霊のようなものが始まりました。私は正座した状態で、うつ伏せになり、上層部の方は神棚や神事によく使われる榊(さかき)の枝を背中にサッサッと撫でるのか、掃くのか私からは見えないのでよくわかりませんでしたが、痛みなどはまったく無く、むしろ気持ちいいという快感を感じました。それは例えるなら、大人になってから体験したマッサージに似た感覚に似ています。15分くらい続いたと思うのですが、その間、仏教でいうところのお経のようなものを、延々と唱えていました。

儀式は終了し、母が謝礼金だと思うのですが、封筒を手渡しているのがチラッと見えました。値段は分かりませんが、それなりの額だったと思います。儀式を終えた私はというと、まさにマッサージが終わったあとのような、爽快な気分だったのを覚えています。

除霊の結果、あちこちの痛みはどうなったかというと、しばらくは痛みが続きましたが、治癒しました。それが除霊のおかげであったのか、たまたま治る時期と重なったのかは今となっては分かりませんが、感想として「除霊は気持ちがいい」という少し歪んだものでした。