20年前28歳友人の付き合いで銀座の占い師に除霊を受けました。

 だいぶ昔の体験です。私は現在40代後半で2児の母となっています。
20代の頃、都内の文具メーカーでデザイナーをしていました。その頃の話です。
仕事帰りに駅前で中学校時代の友人に出会いました。卒業して10数年ぶりでした。彼女は大手の建設会社で社長秘書をしているとのこと。私の勤め先が神田だったこともあり、その時の話の流れで今度神田明神に行こうよ、と彼女から提案されました。
別日に約束をし、会った時にわかったのですが彼女の性格が・・ちょっと癖があるというか高飛車というか、一緒にいて疲れるタイプだなと思いました。足元気をつけてね、と私が声をかけると「何それ?感じ悪い。」とまあ、万事こんな感じの受取り方です。正直自分の周りにはいないタイプだったので取り扱いに苦労して1日終えました。彼女もつまらなそうだったし、もう会うことはないなと思っていたらまたお誘いがあったのです。銀座に会いたい人がいると。その会いたい人というのは彼女が定期で通っている占い師さん。彼女はかなり信頼していて大事な仕事やデートの前などの服装まで決めてもらっているそう。
これはまずい案件かなと思ったのですが好奇心もあり、その時実際自分も現状に満足できない部分があり、行ってみることにしました。(占い師さんの名前は、書いてもよいのでしょうか?もし何か掲載されるときは、伏せていただいても)マザー森さんという方で、当時50代後半に見えました。場所はわからなくなりましたが連れられて行った先の路上の片隅で占いをしていました。マンションの個室などではなくほっとしました。友人が親し気に話しかけると森さんは、「あなたより、そちらの方が気になるわ元気ないわね。」と後ろに立っている私に声をかけてきました。「ちょっと素敵な人ね、白百合みたい。」と森さんが言葉を続けた時にはっとしました。「白百合みたい」というのは私の叔母がよく皆に言われていた言葉だったからです。実はこの2週間前に叔母を亡くしていたのです。(私の母の姉です)仕事中会社に電話がかかってきて急いで病院に駆けつけた時には遅かったのです。叔母がいろいろ患ったのは30代前半。様々に重なる病の中、入退院を繰り返していたのですがほとんど室内にいたせいか肌がとても美しくて、亡くなった時は60代だったのですがそのまんま歳をとらず綺麗なままの叔母さんでいて奇跡を見ているようでした。
私には妹がいて妹にも報せの電話をかけ続けていたのですが彼と会っていて電話に出てくれず。後々妹も深く後悔することになりました。その時彼と撮ったプリクラの中、ちょうど妹と彼の間に片目を覗かせる女性が写っていたのです。黒い瞳を向かって左側にのぞかせて白い顔に高い鼻筋が見てとれました。これ絶対叔母さんだよ!私のこと怒ってるんだ!と言って妹も泣きじゃくりました。
「なんだかね、あなたに似ている人がいるのよ。」と森さんに言われ私は妹から預かっていたプリクラを実は・・と言って森さんに見せました。「あなたね、こんなの持ってちゃダメ!」といきなり一喝されました。
なになに?と友人も入ってきましたが、少し黙ってもらって森さんに叔母の死やプリクラのいきさつを話しました。「妹さんのプリクラに写っているのは間違いなくその叔母さんご本人と思う、でも妹さんには行ってないあなたにいるわ。すごく思い入れがあって自分をあなたに重ねている。」「あなたにはものすごく幸せになってほしいと思っているけれどそれが過ぎてしまってるよう、あなたが成功しないと自分の存在もないような感じ。」
叔母は市立病院で看護師さんもしており、美人で国鉄時代の切符を切っていた駅員さんが家までついてきたこともよくあったような人です。どう考えても私に何か期待するのは荷が重いです・・と森さんに言うと
「あなたのそういう考えと一緒に消します」と私の肩を優しくすっと撫でました。それからこれを書いてあげるね、と白い紙に「白百合のような〇〇さん」と私の名前を聞いて書きました。「ハイ、これでいい。」
白百合のような〇〇さん。そんなことを言われたのは初めてでした。白百合のようなのは叔母さんなのに。
「それがあなたよ。」と森さんは言ってくれました。
その字を見つめているうちに、なんとも言えない感覚で、これが私なんだ。とうまく言えないですが
頭がくっきりしてくる感覚がありました。背中を叩いたり、お経を唱えたりのTVで見る除霊ではなかったですがあの脳の感覚は不思議でした。
それっきり、友人ともマザー森さんともお会いしていないですが、お陰様で叔母さんがどんなに私をかわいがってくれていたかを知ることもでき、自分の中ではこの別れも意味のあるものにできました。
今、いろいろ悩んでいる方がいるとしたら、自分を少し過大評価しても大丈夫!って言いたいです。
白百合のような〇〇さん!白百合じゃなくてもいいです自分の心に何か咲かせて生きてください。

プリクラは地元の神社でお焚き上げしていただきました。