33歳女成仏していない祖父を霊媒師に除霊してもらった

33歳女。私や私の母家系は元々霊感が強く、とくに私は高校生の頃から毎日金縛りにあったり、母と同じ夢を見て落ち武者と会話したり、あったこともない母の両親に会えたり、はたまたちょっとやっかいな生き霊にとりつかれたり…。毎日霊をみない日はないほど、霊に慣れていて怖くもなく、「ああ、また今日もか」という気持ちで過ごしていました。ただ、このときは変にいたずらをしたり、必要以上に嫌がらせをしてくる霊がいなかったのでお祓いなどは興味がなかったのですが、1回だけとても厄介なことが起こりました。それはわたしが20歳の頃の話です。当時の私は県外の専門学校に通っており、家族と離れて暮らしていました。家を出て環境が変わったせいか、毎日のように見ていた霊が現れず、快適に過ごせていました。そんなある日、久々に金縛りにあったのです。目をあけると、足元に一人のおじいさんが立っていて、とくに私に話かけることもなく、いたずらすることもなくただただ私を見てニコニコ嬉しそうにしているだけ。そのおじいさんに私はあまり心当たりがなく、その時は誰かわかりませんでした。すると翌日に母から電話があり、いとこのおばさん(母の姉)が急に体調が悪くなって倒れたと連絡がありました。重度な病気ではなかったのですが、とにかく全身が重く、起き上がれない。食欲もなくひどい状態だと聞かされました。おばさんは自営で、毎日力仕事だったので、疲労だったんだろうと誰もが思っていたのですが、霊感のある母のもう一人の姉が「何か、肩にいる」というのです。急いで知り合いの霊媒師のところへ行き、みてもらうと母姉妹の実の父が成仏できずに姉についているとのことだったそうです。そこで思い出したのが、あの夜の出来事でした。「お母さん、そういえば私のところにおじいさんが来た」と、詳しくそのことを話しました。実は、私は母の両親に会ったことがありません。母たちが学生のころ心中しています。すると母が泣きながら「もしかして、成仏する前に孫に会いに言ったんだね」と話します。確かにあのとき、おじいさんは私に何も話しかけずにただただ笑っているだけでした。最後に私の姿を見て嬉しかったのでしょうか。そしてお祓いを終えると、嘘のように母の姉の体調はまたたくまによくなり、私もこれまで悩まされてきた金縛りにはあわなくなりました。もちろん、あのおじいさんに会うことも…。母の姉の体調が悪くなったこともあり、除霊をして後悔はしていませんが、あのとき会ったおじいさんが自分のおじいちゃんだったと気付けていたら、もう少しお話ができたのかなと思いました。せっかく会いにきいてほんの一瞬だったから、少しだけ申し訳ないなという気持ちは残っています。けれど、成仏できたおかげてきっとまた新しい人生を歩んでいけるんだという気持ちでみんなが送り出せました。会ったことながなくても、その家族がいたから自分がいるということを忘れてはいけないと思います。今の自分があるのは、先祖さまがいたから。毎日でなくてもそう思って先祖に手を合わせる日は必要だと思いました。